宵山万華鏡
読みました 宵山の日のできごとの話です 2章1セットが3セットの計6章なんだと思います 人物Aの立場で書かれた話を次の章でBの立場で書いてあって、ああ、あれはこういうことだったのか!ってのがあとでわかるのです でもリンクする箇所がAとBじゃ違う展開になる場合もあって、そういう時は「えっこの後どうなるの!??」と心配になることも 対応し合わない話もところどころリンクしてて、そうそう、この本は読む前に表紙をじっくり見てカバーもはずして(カバーとカバー中の対比もおもしろいです)見て欲しいです とても素敵な表紙なので私に言われなくてもついついじっくり見ちゃうと思うんですが ホログラムが使ってあって贅沢な作りですよ このホログラムは1章に出てくるアレだと思うのだけどどうでしょう)
太陽の塔」や「四畳半」みたいなDT京大生モノではないですが、「きつねのはなし」ほどノーマルじゃないです やっぱり変な登場人物も出てきます 以下ネタバレ
4章の主人公の父親は結局鞍馬には何をしに行ったのでしょうか そこだけが最後まで分かりませんでした 5章?6章?で鞍馬に宵山様の何かがあるっぽいくだりがあったけど、それが何なのかは書かれてなかったよね?

追記、 ↑と思って今読み返してみたら、191・2ページに何となく書いてありました うーん、でもこれじゃ納得できない… 何にでも明確な理由を求めちゃいかんのかなー