まだまだ恩田陸

京都のジュンク堂で買ったのはこれでした

不安な童話
不安な童話
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恩田 陸
新潮社 (2002/11)
売り上げランキング: 66,190

今まで読んできたのが高校生が主役で学校が舞台のお話ばかりだったので(短編は除いて)、今回は24歳の女性が主役ということで雰囲気が違うのかなと思ってたんですけど、違和感なく入り込めました
またしても不思議なお話で、途中何箇所も????ってところが出てきて、前回同様気になったページの角を折って読み進めたのですが、最後の1章でほとんど全部が繋がるんです わーー そうだったのかー!、と そして えーーあの人が関ってたの!!?? と!
それで、解決したところは角を元に戻すんだけど、2ヶ所だけまだ折ったままです
ここからはネタバレなので既に読んだ方のみどうぞ
①「犬を連れた女」の絵を贈られた女の人(画廊の主人)に会ったあと、万由子のところに「関るのはやめなさい」と電話がかかってきたのは誰からだったのか
その後理事長の人に会いに行った後、理事長から「秒は心配だから気をつけなさい」と電話がくるけど、それじゃなくて、理事長に会う前に女の人から電話がかかってくるのは  あれは誰から???
②万由子が子供の頃神社の飛石か何かがズレてたのを動かした時に、石の下にあった赤い子供用の靴下は何だったのか あれは秒が海で履いていて血で赤くなった靴下と関係があるのか

これがね、わからないんです うーん
あと、ずっと先生が怪しいと思ってたんだけど、犯人じゃなかったのね 引っ掛けだったのかな