クレオパトラの夢
日曜に買って、4日もかかってやっと読み終えました
難しい話だからじゃなくてむしろスラスラいける話なのに、読む時間が取れなかったり突然の睡魔に襲われたりで一気にわーっと読めなかったのです
MAZEの神原恵弥がでてくるからてっきり冒険モノみたいなミステリーなのかと思いきや、全然違って雰囲気としては木曜組曲が近いかな? 人と人の腹のうち探りあいみたいなお話でした そして後半はねじの回転―FEBRUARY MOMENTっぽい箇所もあったり
以下ネタバレ
決してつまらなかったってわけじゃないけど大きな波がない気がしたのは登場人物が全員30超えてるからなのでしょうか しっとりビター味
和見が居なくなったところがハラハラするポイントなのかもしれないけど、私は結局最後までハラハラとかドキドキとかしませんでした アレレ?
登場人物がみんな大人で冷静な人ばかりだからかな
そういう展開がいいのか悪いのかわからないけど、平坦なのに常におもしろいと思いながら読めるのは恩田サンの力なんだろうなあ